超合金 マジンガーZ

カテゴリ
おもちゃ
発売年
1974年
メーカー
ポピー(現・バンダイグループ)

どんな商品?

ポピー(現・バンダイグループ)が1974年2月に発売したロボット玩具です。テレビアニメ『マジンガーZ』の玩具として誕生しました。

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「巨大ロボットアニメの始祖」から生まれた玩具

『マジンガーZ』は永井豪氏を原作者とするテレビアニメで、1972年12月3日から1974年9月1日にかけて放送されました。主人公が巨大ロボットの頭部に搭乗して操縦するという設定は、後に続く数多くの「搭乗型」巨大ロボットアニメの原型となっており、このジャンルの実質的な始祖とも位置づけられている作品です。ポピー(現・バンダイグループ)は1974年2月、このアニメの玩具として「超合金 マジンガーZ」を発売しました。

商品名の「超合金」は、劇中の設定で「マジンガーZは超合金Zで作られている」とされていたことに由来しており、アニメの世界観をそのまま商品名にした、いわば作品への忠実さを名前で示した玩具でもありました。

「触って楽しい」を実現したダイキャストという選択

本体にはダイキャスト(主に亜鉛合金の成形品)が使われ、「触って楽しい玩具」であることが本質に据えられました。変形・発光・音声といった「ギミック」を備えることで、ただ眺めるだけでなく、手に取って動かすこと自体が遊びになる商品を目指したことになります。プラスチックだけの玩具にはない重みと質感が、アニメのロボットを「本当に手の中にいる」ような感覚に近づけていたのかもしれません。

実は先輩がいた―60cmの「ジャンボマシンダー」

「超合金」よりも先にマジンガーZの玩具として一世を風靡していたのが、1973年に発売された「ジャンボマシンダー」でした。最大の特徴は約60cmという規格外の大きさで、当時の子どもたちにとっては本当に大きく感じられる存在感を持っていたといいます。テレビの映像に忠実なデザインで重量感もあったことから大ヒットとなり、リアルタイムではむしろこちらが主力商品だったとも紹介されています。

しかし、ポピーの商品展開が徐々にジャンボマシンダーから超合金へとシフトしていったことで、ジャンボマシンダーは1980年代初頭にシリーズを終えることになりました。その後は長らく復刻の機会がなかったとされ、「超合金」がマジンガーZ玩具の代名詞として定着していく一方で、先にヒットしていたジャンボマシンダーの存在は、当時を知る世代の記憶の中に残ることになったといえます。

「超合金」というブランドへ

超合金は発売から50年間で500種類以上の商品が発売されるロングシリーズに育ちました。その展開はロボット玩具にとどまらず、ルービックキューブやあずきバー、ハローキティとのコラボレーションなど、幅広い商品へと広がっています。今では「超合金」という言葉自体が、ダイキャストを使用した玩具全般を指す総称としても使われるようになったといいます。1体のロボット玩具の名前が、素材そのものを表す言葉にまでなった、という点はこの商品ならではの広がり方といえるでしょう。

「超合金魂」という復刻の系譜

初代「超合金 マジンガーZ」そのものが再生産されることはありませんでしたが、その血統は高年齢層向けブランド「超合金魂」に受け継がれていきます。バンダイスピリッツの商品情報によれば、1997年12月には第1弾として「超合金魂 GX-01 マジンガーZ」が6,380円(税込)で発売されました。商品ページでは「かつての超合金マジンガーZを現在の技術で完全再現。洗練されたフォルム、精密なギミックを盛り込み、超合金新時代を切り開いた」と紹介されており、このGX-01は現在「生産終了」となっています。

その後、2008年9月には仕様を見直した「超合金魂 GX-01Rマジンガーz(リニューアルバージョン)」が7,480円(税込)で登場し、さらに2014年12月13日には「超合金魂 GX-01R(40th Anniv.)マジンガーZ(超合金40周年記念Ver.)」が9,350円(税込)で発売されています。1997年の初代「超合金魂」から数えても、四半世紀近くにわたって同じマジンガーZという素体が、価格帯と仕様を変えながら繰り返し「復刻」され続けてきたことになります。

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出典

本文は公開情報をもとに独自にまとめています。