スーパーカー消しゴムの記憶|1970年代、教室を走ったミニカー消しゴム
公開日:2026年9月4日

※AIによるイメージ画像です
ノック式のボールペンではじいて、教室の机の上を走らせる——そんな遊びに夢中になった記憶はありませんか。
「スーパーカー消しゴム」と呼ばれるこの小さな玩具が、いつごろ流行し、どのように遊ばれていたのかを、新聞や自動車専門メディアの記事をもとにたどります。
1970年代後半、空前のスーパーカーブーム
東京新聞の記事によれば、1970年代後半、空前のスーパーカーブームが日本を席巻しました。
GAZOOの記事によれば、ブームの下地は1970年代前半から既にあったものの、『週刊少年ジャンプ』で連載された漫画『サーキットの狼』の人気が、ブームに火をつける大きなきっかけになったとされ、1976年ごろにピークを迎えたといいます。
こうした熱狂の中で子どもたちに広まったのが、車の形をした小さな消しゴム「スーパーカー消しゴム」でした。GAZOOの記事によれば、当時の小中学生にとって必須アイテムとなり、男子の筆箱には例外なくお気に入りの一台が数台収まっていたといいます。
出典:東京新聞 TOKYO Web「君はスーパーカーブームを知っているか」/GAZOO(トヨタ公式)「サーキットの狼にスーパーカー消しゴム、昭和を彩った熱狂」
学校では持ち込みを禁じられることもあった
電撃ホビーWebの回顧記事によれば、学校によっては「スーパーカー消しゴム持ち込み禁止令」が出されることもあったといいます。同記事の筆者は、先生に見つかってコレクションを没収されたという体験を振り返っており、それでも休み時間になると机の上でこっそり勝負を続けていた子どもたちがいたことがうかがえます。
webCARTOPやマイナビニュースの記事によれば、価格はガチャガチャ(カプセルトイ)1回20円程度、あるいは20〜30円ほどが一般的で、駄菓子屋や文房具店、ガチャガチャなど子どもの手が届きやすい場所で売られていたといいます。
出典:電撃ホビーWeb「教室で繰り広げられた仁義なき戦い…激アツ!『スーパーカー消しゴム』」/webCARTOP「スーパーカー消しゴム」/マイナビニュース「スーパーカー消しゴム」
机の上をボールペンで走らせ、ぶつけ合う
GAZOOの記事によれば、遊び方はノート等にコースを描いてレースを行うほか、机の上で互いの消しゴムをぶつけ合い、場外に押し出した方が勝ちというバトル形式もあったといいます。動力源はノック式ボールペンのバネの反動で、電撃ホビーWebの記事でも、教室の廊下などにコースを作って最初にゴールした人が勝ちという遊び方や、机上で他の消しゴムにぶつけて落とすという遊び方が紹介されています。
マイナビニュースの記事によれば、瞬間接着剤で表面をつるつるにしたり、灯油に浸したりするなど、独自のチューニングを施して走行性能を競う子どもたちもいたといいます。単に集めるだけでなく、自分の手で走りを改良していく過程そのものも、遊びの一部だったようです。
出典:GAZOO(トヨタ公式)「サーキットの狼にスーパーカー消しゴム、昭和を彩った熱狂」/電撃ホビーWeb「教室で繰り広げられた仁義なき戦い…激アツ!『スーパーカー消しゴム』」/マイナビニュース「スーパーカー消しゴム」

ブームの終わりと、今も続く復刻
GAZOOの記事によれば、スーパーカーブームは1970年代末には落ち着いていきましたが、東京新聞の記事によれば、近年になって当時のスーパーカー消しゴムが復刻され、自動車メーカーから正式にライセンスを受けた「超精密」版として販売されるようになっています。ブームのさなかに机の上でボールペンを弾いていた世代にとって、こうした復刻版は、当時の記憶をよみがえらせる存在になっているようです。
出典:東京新聞 TOKYO Web「君はスーパーカーブームを知っているか」/GAZOO(トヨタ公式)「サーキットの狼にスーパーカー消しゴム、昭和を彩った熱狂」
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- ボールペンではじいて走らせて遊んだ記憶はありますか?
- 自分なりの改造やチューニングをしたことはありますか?
出典・注意事項
本ページは、東京新聞、GAZOO(トヨタ公式)、電撃ホビーWeb、webCARTOP、マイナビニュースの記事をもとに構成しています。個別の情報については、各見出しに出典を明記しています。玩具メーカー公式の一次資料は確認できなかったため、信頼できる新聞・専門メディアの記事を組み合わせて構成しています。
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