サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違いは?二つの“サクマ”をたどる

公開日:2026年9月6日

丸い缶入りのドロップを家族で楽しむイメージ

※AIによるイメージ画像です

丸い缶を振ると、色とりどりのドロップが軽い音を立てる——そんな記憶はありませんか。

「サクマドロップス」と「サクマ式ドロップス」、名前も見た目もよく似た2つの商品が、実は別々の会社によって作られていたことを、公式の沿革と信頼できる報道をもとにたどります。

似ているようで別会社。二つの「サクマ」のドロップス

缶入りのドロップスといえば「サクマ」の名前を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実はこの「サクマ」には、緑色の缶でおなじみの「サクマドロップス」を作る株式会社サクマ製菓と、赤色の缶の「サクマ式ドロップス」を作っていた佐久間製菓株式会社という、名前の似た2つの別会社が存在していました。

缶からドロップを一粒取り出す手元のイメージ
※当時の雰囲気をもとにAIで作成したイメージ画像です。実在の缶デザイン・商標を再現したものではありません

サクマ製菓の沿革|1908年創業、幾度かの困難を経て今に続く緑缶

サクマ製菓公式サイトの沿革によれば、1908年に佐久間惣治郎が創業し、1913年には缶入りドロップスの発売を開始しました。1944年11月には企業整備令(きぎょうせいびれい)により一度廃業に追い込まれたが、1947年に弘隆の三男である隆重が父の意志を受け継いで菓子製造を再開し、1948年3月に「サクマドロップス」として製造を再開したとされています。1949年には株式会社として組織変更され、現在に至るまで事業を続けています。

出典:サクマ製菓公式「沿革」

佐久間製菓は2023年に廃業した

東京商工リサーチの企業情報によれば、赤色の缶「サクマ式ドロップス」で知られた佐久間製菓(東京都八王子市)は、サクマ式ドロップスが1908年に完成したとしており、太平洋戦争による被害を経て1948年に再興したと伝えられています。

同社は2023年1月20日付で廃業を決定し、新型コロナウイルスの影響による需要減や原材料・エネルギー価格の高騰、人員確保の難しさなどが理由として挙げられている

とされています。緑缶の「サクマドロップス」を製造するサクマ製菓は佐久間製菓とは別会社であり、この廃業の影響を受けないと伝えられています。

出典:東京商工リサーチ「佐久間製菓(株)」企業情報

なぜ「サクマ」が二つあるのか

サクマ製菓・佐久間製菓はいずれも創業を1908年としており、名前もよく似ていますが、経営としては別々の会社です。両社がどのような経緯で別会社として存在するようになったのかという詳しい資本関係・分裂の経緯については、今回の調査で企業公式の資料から直接確認することができなかったため、本ページでは推測での説明を避け、扱っていません。

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出典・注意事項

本ページは、サクマ製菓公式サイトの「沿革」、および東京商工リサーチによる佐久間製菓の企業情報記事をもとに構成しています。個別の情報については、各見出しに出典を明記しています。サクマ製菓と佐久間製菓が別会社として存在するに至った詳しい経緯については、企業公式の資料で直接確認できなかったため扱っていません。

ページ内のイメージ画像はAIによるものであり、特定の人物・場所・年代を再現した実際の写真ではありません。