ゲーム&ウオッチの歴史|1980年の発売から携帯ゲーム文化が広がるまで

公開日:2026年8月30日

1980年代初頭の日本で、子どもが携帯型の液晶ゲーム機を手にして遊んでいる情景のイメージ画像(特定の商品・画面・ロゴの再現ではありません)

※AIによるイメージ画像です

手のひらに収まるサイズで、外出先でも遊べるゲーム機——ゲームボーイより前に、そんな体験を初めて届けたのがゲーム&ウオッチでした。

このページでは、1980年の発売からシリーズがどう広がっていったのか、そして「携帯して遊ぶ」という文化がその後の任天堂の携帯ゲーム機へどうつながっていったのかを、任天堂公式資料をもとにたどります。

ゲーム&ウオッチは1980年に誕生

ゲーム&ウオッチは、任天堂が1980年4月28日に発売した携帯型液晶ゲーム機です。任天堂公式のヒストリーページによれば、初代機は「シルバー」というシリーズ名で、モノクロ液晶を搭載していました。1つの本体に1つのゲームが収められており、手のひらに収まるコンパクトなサイズが特徴でした。

出典:任天堂公式「HISTORY ゲーム&ウオッチ」

シリーズはどう広がっていったのか

任天堂公式のヒストリーページによれば、1981年には「ゴールド」「ワイドスクリーン」、1982年には上下2画面の「マルチスクリーン」が登場しました。ファミ通.comの記事によれば、このマルチスクリーン版『ドンキーコング』で、後の家庭用ゲーム機のコントローラーにも受け継がれていく十字ボタンが初めて搭載されました。

任天堂公式によれば、その後も1983年から1984年にかけて「カラースクリーン テーブルトップ」「スーパーカラー」「パノラマスクリーン」、1986年に「クリスタルスクリーン」、1988年に「ニューワイド」と、シリーズは1980年代を通じて展開が続きました。

出典:任天堂公式「HISTORY ゲーム&ウオッチ」/ファミ通.com「ゲーム&ウオッチ発売45周年。ファミコン以前に大ブームとなった任天堂初の携帯型液晶ゲーム機」

「携帯して遊ぶ」という新しい体験

それまでの電子ゲームの多くは家庭に据え置いて遊ぶものでしたが、ゲーム&ウオッチは電池で動作し、時計としても使えるサイズにゲームを収めたことで、外出先や移動中に手軽に取り出して遊べるという、それまでにない体験を生み出しました。

1980年代の日本で、電車を待つ間に小型の携帯型液晶ゲームで遊ぶ人物のイメージ画像。実在するゲーム画面・ロゴの再現ではありません。
※当時の雰囲気をもとにAIで作成したイメージ画像です

ゲームボーイへとつながった携帯ゲームの系譜

任天堂公式の会社沿革によれば、ゲームボーイは1989年に発売されています。ゲーム&ウオッチが切り拓いた「携帯して遊ぶ」という体験は、9年後に登場するゲームボーイへと引き継がれていきました。ゲームボーイそのものの詳しい特徴や、その後の携帯ゲーム機の系譜についてはゲームボーイの歴史でまとめています。

任天堂公式サイトによれば、2020年には「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」、2021年には「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」として、現代の技術で蘇った復刻版も発売されています。発売から40年以上を経た今も、当時のファンに向けた商品展開が続いています。

出典:任天堂公式「会社案内 沿革」/任天堂公式「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」/任天堂公式「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」

発売年からもっと見る

ゲーム&ウオッチと同じ1980年代に発売された他の商品は、発売年順にまとめた年表ページや、1980年代のページでもあわせて確認できます。

ゲーム&ウオッチ・ファミコン・ゲームボーイ・スーパーファミコンと続く任天堂ゲーム機の流れは任天堂ゲーム機の歩みの特集ページでもまとめて確認できます。

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出典・注意事項

本ページは、任天堂公式サイトの資料・信頼できる報道機関の記事をもとに構成しています。個別の情報については、各見出しに出典を明記しています。公式で確認できない開発経緯については、推測で記載していません。

ページ内のイメージ画像はAIによるものであり、特定の人物・場所・年代を再現した実際の写真ではありません。